Marcel Deiss / マルセル・ダイス

「何かを良くしようと思ったら、それは愛によってのみ可能だ」。現代アルザスワインの頂点を極めるジャン・ミッシェル・ダイス。アルザスに初めて「テロワール」の概念を持ち込んで大論争を巻き起こし、遂にはAOC法の改正(ラベルに品種名を表記しなくてもよくなったこと等々)を成し遂げた、信念の男。現在も彼が昔から提唱する、畑の個性に基づく「プルミエクリュ」を実現させるべく運動を続けています。

「ぶどうの樹は、自ら養分を求めて根を土中に伸ばします。この土中深くにあるものがその土地のテロワールです。ここは気候の影響もほとんど受けません。根が地表に留まると気候の影響をモロに受け、土地の個性は失われてしまいます。僕のワインは、例えば酷暑だった2003年も、濃さは例年と変わりませんでした。ビオディナミも、このテロワールを引き出すための手段に過ぎません。」「また今日、アルザスのほとんどの畑で同じクローンばかりが植えられるようになりました。その結果、どのワインを飲んでもクローンの個性の味しかしなくなりました。アルザスの土壌は、太古の地殻変動に由来する極めて複雑で多様なものです。個々の土地の強烈な個性をそのままワインに表現することが、僕の人生です」。

「従来のアルザスのワインのラインナップは、ぶどう品種を軸としてセック、 ヴァンダンジュ・タルディヴ、セレクションド・グラン・ノーブルに別れ、さらに その中に畑名やキュヴェ名、グラン・クリュなどがあるという、極めて複雑で分かり にくいものでした」というダイスは、彼独自の哲学によってラインナップを以下のように 3つに分類しています。

●Vins de Fruits 果実のワイン  (単一のコミューンまたは村産の、ぶどう品種名ワイン)
●Vins de Temps 時のワイン (ヴァンダンジュ・タルディヴとセレクションド・グラン・ノーブル)
●Vins de Terroir テロワールのワイン (プルミエ・クリュとグラン・クリュ)

マルセル・ダイス マンブール グラン・クリュ [2014]750ml

商品コード:123613091894689
JANコード:
アイテムイメージ

ワイン名(原語) Mambourg Grand Cru
ワイン名(日本語) マンブール グラン クリュ
生産者 マルセル ダイス/ Marcel Deiss
ワイン産地 フランス/ アルザス
ワインの種類 白ワイン
味わい フルボディ
ブドウ品種 ピノ グリ、ピノ ノワール、ピノ ムニエ、
ピノ ブラン、ピノ ブーロの混植
ヴィンテージ 2014
内容量 750ml

ブルゴーニュこそすべてと思っている方、偉大なる辛口の白はここにもあります。モンラッシェのように、とてつもない凝縮感と圧倒されるほどのパワー、そして深い味わい・・・

マチュー・ダイスは少しずつではあるが偉大なる父のスタイルから自分のスタイルへと方向転換しているようです。

1.5haの真南向き斜面畑。標高270m。平均樹齢15年。ピノ・グリ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエ、ピノ・ブラン、ピノ・ブーロの混植。第三紀の石灰岩と泥灰土基盤で、表土の石灰・マグネシウム層に陽光がたっぷりと降り注ぎます。この畑は北風が強いため貴腐菌がつかないことも特徴です。テロワールから見たぶどうの特長は、タンニンがとても力強く、かつまろやかという点で、ヘクタールあたり15~20ヘクトリットルという超低収量と相まって、口に含んだときの巨大なスケール感の源となっています。心深く感動させられる作品です。

ワインアドヴォケイト:96+ポイント
Reviewed by Stephan Reinhardt Issue Date 1st Jul 2017 Source 231, The Wine Advocate Drink Date 2020 - 2034
The 2014 Grand Cru Mambourg is deep, intense and concentrated on the smoky nose that gives more ripe and even tropical fruit aromas compared to the 2013. There are crushed-stone and concentrated-lemon aromas, along with herbal and crushed-stone flavors. The attack on the palate is quite racy and fresh, before the creaminess and richness take over. However, after minutes in the glass, the wine gains purity and complexity and develops a remarkable finesse. It is fresh and stony, but bigger than 2013, with broader shoulders and fine tannins that remind me almost of fine Pinot Noir. The finish is concentrated, firmly structured and very long. This is a big, really full-bodied and powerful Mambourg that needs some years to develop. It has great potential and is already tastable in the finish, leaner and fresher than the richness and density of the first sip let you think. The 2014 was picked on the first day of the harvest and not affected by drosophila.

こちらは2006年を試飲したときの画像です。