LagneauxaPauillac / ラグノー・ア・ポイヤック

シャトー・プティ・ボックは今サン・テステフで最も注目を集めている俊英シャトーです。新しいオーナーのアドリアン・ラグノーが、長年シャトー・キルヴァンで支配人を務めていたフィリップ・モットが二人三脚でシャトーを運営しています。

ワイン評論家の満場一致の素晴らしいコメント

シャトー・プティ・ボックは、フランスのワイン専門誌『テール・ド・ヴァン』で行われた2011年物のサン・テステフの水平テイスティングで、モンローズやカロン・セギュールなどを抑え、見事、コス・デストゥルネルに次ぐ第二位の評価を獲得しました。しかも、ミッシェル・ベタンヌなどのワイン評論家による審査員の満場一致の評価で、「驚くほどの官能性。最高である。ワインは甘美なテクスチャーによって我々を魅了する。極上で、そして極めて手頃な価格である!」という素晴らしいコメントを受けました。

シャトーの概要

1972年に誕生したシャトー・プティ・ボックは、リュー・ディ“マルビュゼ”MARBUZETの丘陵に位置する2ヘクタールの古樹のメルローの区画(シャトー・モンローズとシャトー・オー・マルビュゼの畑の間に位置する)からスタートしました。シャトーの名前は、ボックBOCQというリュー・ディに位置する葡萄樹の区画と、その規模の小ささ(フランス語で=プティ)から、プティ・ボックと命名されました。サンテミリオンでガレージワインが出現する以前のことですが、現在、数多く存在するサンテミリオンのガレージワインのように、まるで自宅の庭でガーデニングをするように行き届いた手入れによる葡萄栽培が行われ、高品質のワインが生み出されていました。しかし、その規模の小ささから、格付けや評価の対象にされませんでした。1993年、勤務医師で情熱的なワイン愛好家であったLAGNEAUXラグノー家が所有者となり、シャトーの革新に乗り出します。ラグノー家は、サン・テステフの様々なテロワールに点在する80の区画を買収していき、現在の15ヘクタールの畑へとシャトーを拡張しました。2012年に当時の当主ガエタンが急逝。その後、ガエタンの息子の若きアドリアンが当主となり、シャトー・キルヴァンで支配人を務めていたフィリップ・モットを支配人に据え、二人三脚でシャトーの運営を行っています。

テロワールについて

シャトー・プティ・ボックの畑は、沖積土層の水捌けの良い小さな砂利の土壌と、メルローの栽培に非常に適した粘土質土壌という傑出したテロワールに位置しています。葡萄樹の平均樹齢は35年以上で、所有畑はアペラションの異なるテロワールを具現している80にも及ぶ区画が、サン・テステフ域内に点在しています。それぞれの区画には、Carcassetカルカセ、Pomysポミー、Boribeilleボリベイユ、Pezペズ、Blanquetブランケ、Coucureauクキュロー、Houissantウイサン、LaGraveラ・グラーヴ、BoisdeLeyssacボワ・ド・レイサックMeyneyメイネイ…など全てに、立地しているリュー・ディの名前が付けられています。例えば、最も小さな区画であるLaCroixラ・クロワでは、僅か30株の葡萄樹しか栽培されていません。それほど各区画が細分化されているのです。その中で、中核となっている区画は、シャトー・モンローズとシャトー・オー・マルビュゼの畑の間に位置するリュー・ディ“MARBUZETマルビュゼ”の2.5ヘクタールの区画です。この80の区画の多様性のあるテロワールに由来するワインをアッサンブラージュすることにより、シャトー・プティ・ボックのワインの複雑さが生み出されているのです。

栽培について

シャトー・プティ・ボックでは、剪定から収穫までに40人以上の熟練の作業員が関与し、80ある区画の1つ1つが<オーダーメイド>で栽培されています。土壌改良、短小剪定(ダブル・ギヨ式)、草生栽培、除葉、グリーン・ハーヴェスト、リュット・レゾネなど一年を通して、その年の天候に最も適切と思われる処置が施され、入念に栽培が行われています。ブドウ木の平均樹齢は36年で、植樹比率は1ヘクタール当たり、8500本から10000本。毎年、2%のブドウ木(約3200本)が寿命を迎えるため、それらは植え替えを行っています。 収穫は全て手作業で行われ、成熟していない葡萄や傷んだ葡萄を取り除くために、数回に亘る選別が行われます。葡萄がセラーに到着し、完全に除梗を行った後もさらに選果を行い、徹底的に最良の葡萄を厳選しています。 シャトーのワインは伝統的にメルローを主体としています。1993ヴィンテージのように、メルローのブレンド比率が95%に達した年もあるほどです。2008年以降は、新しい区画の取得に伴い、カベルネ・ソーヴィニョンの比率が高まっていますが、メルローのもたらす色調、しなやかさとフィネスがシャトー・プティ・ボックの個性であることに変わりはありません。

醸造について

プティ・ボックでは人工的な介入のない伝統的な醸造を哲学としています。発酵は、品種ごと、また異なる土壌ごと別々に醸造を行うために、容量25~100ヘクトリットルの温度管理機能付きのステンレスタンクで行われます。発酵に先立ち、約5度の温度で低温マセレーションが施されます。また、収穫ブドウの15~20%は新樽でアルコール発酵を行っています。 ソフトでバランスの取れたマティエールと香味成分、そしてフェノールを抽出するために、最新式の圧搾機で圧搾が行われ、果実味としなやかさを重視した醸造が行われています。マロラクティックは全てステンレスタンクで行われ、その後、全てのワインがバリックに移され熟成が行われます。熟成は、12社以上の異なる樽業者によって手掛けられたバリックを用いて12ヶ月に亘って行われます。この異なる樽が、熟成中に様々なアロマのニュアンスをワインに付与し、ワインの複雑味を形成するのです。新樽比率はヴィンテージに応じて30~50%。熟成中に数回の澱引きが施され、その後、卵白で清澄のみ行い、無濾過で瓶詰めされます。

シャトー・プティ・ボック [2011]750ml

商品コード:233602111898439
JANコード:
新作

販売価格 (税込) 5,378円
当店ポイント54P進呈
在庫数:13個

フランスのワイン専門誌で、コス・デストゥルネルに次ぐNo.2の高い評価を獲得したサン・テステフ

アペラシオン:サン・テステフ
ブレンド比率:メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニョン49%、カベルネ・フラン1%
醸造について:収穫は手摘みで実施。畑で数回の選別をした後、セラーに葡萄を運び、完全に除梗を行った後、さらに選果を行う。発酵に先立ち、低温(約6度)マセレーションを施す。その後、品種と、由来する土壌に応じて別々に、容量25~100ヘクトリットルの温度管理機能付きのステンレスタンクで発酵を行う。圧搾後、アリエ産のバリックに移し、マロラクティック発酵と熟成を行う。熟成中に数回の澱引きを施し、卵白で清澄のみ行い、無濾過で瓶詰め。新樽比率は40%、熟成期間14ヶ月。

スミレと黒の混じった濃密な色合い。スグリや香辛料、カカオを思わせる魅惑的な香り。野生的かつ動物的な深い風味が感じられる。濃密さとフレッシュ感のバランスが取れた味わいで、しっかりとした酸があり、品格を備えた偉大なワインに固有の緊張感がストラクチャーに加わっている。ブラックチョコレートのような粘性が、樽香がしっかりと融合していることを示している。堅く、頑丈な古典的スタイルのサン・テステフとは一線を画する現代的でしなやかなスタイルのサン・テステフ。しかし、力強さも兼ね備えている。