DOMAINE DE L'ARLOT / ドメーヌ・ド・ラルロ

1987年、アクサ・ミレジムは、ジャン=ピエール・ド・スメの働きかけでプレモーのドメーヌ・ジュール・ベランを買収。同時に両者は業務遂行の為に5対5の割合による持株会社を設立し、この関係は2006年にジャン=ピエールが引退しアクサが全株式を取得するまで続いた。もともとドメーヌは3つの単独所有畑、コンブラシアンのクロ・デュ・シャポー、ドメーヌが本拠を置くクロ・ド・ラルロ、クロ・デ・フォレ・サン=ジョルジュから成っていた。1991年、ロマネ・サン=ヴィヴァンのわずかな畑を手に入れ、翌年にはヴォーヌ=ロマネ レ・スショを買い、ドメーヌの面積は14haまでになった。1998年にはオリヴィエ・ルリッシュが研修で業務に加わった。のちに彼はフルタイムで雇用され、2006年ジャン=ピエールの跡を継いだ。

ブドウ畑は2000年以降部分的に、2003年以降は全面的にビオディナミにより耕作されている。ワインに始まり、醸造所のレイアウトに至るまで、ここにはドメーヌ・デュジャックの影響がはっきり認められる。ドメーヌ・デュジャックのジャック=セイスは、ジャン=ピエールの旧友かつ庇護者だからである。畑には選果台が、集果場には振動テーブルが備わっている。果梗は出来る限り残すが、クロ・ド・ラルロではクロ・デ・フォレほど用いられない。ドメーヌは自前の樽材を買い入れ、2~3年乾燥させ、樽業者レモンに組み上げてもらう。新樽はクロ・ド・ラルロで約40%、クロ・デ・フォレとロマネ・サン=ヴィヴァンではそれよりやや多くなる。クロ・ド・ラルロとクロ・デ・フォレの若木は別々に醸造、瓶詰めされ、それぞれル・プティ・タルロ、1級のプティ・プレになる。またクロ・ド・ラルロの一部からは白のセカンドワインが造られ、ニュイ=サン=ジョルジュ・ブラン ラ・ジェルボットの名で売られる。(ジャスパー・モリスMW著 ブルゴーニュワイン大全より抜粋)

ジャック=セイスの後任であったオリヴィエ・ルリッシュは2011年8月に夢であった自らのワイン造りを始める為、惜しまれながらもドメーヌを去り、南仏アルディッシュでDomaine des Accolesを設立。次に着任したのがMichel Magnien等で醸造責任者を勤めたジャック・ドゥヴォージュ氏。同じ有機栽培のDomaine de la Vougeraie等で研鑽を積み、志の高い彼なら、さらに成長させてくれるはずだとドメーヌを託されました。実際、彼の手がけたワインはオリヴィエ時代よりさらに洗練さに磨きがかかり、高い評価と名声を得ましたが、ジャック自身は、長年のビオディナミの効果が如実に現れ始めた結果だと冷静に評しています。結果的にその卓越した手腕を買われ、Clos de Tartを所有するMommesan家からヘッドハントされました。ラルロでの仕事に満足していましたが、誰もが与えられる機会ではないと、新たな道へ進む決断をしました。後任には、Alex Gambalで醸造責任者として辣腕を振るっていたジェラルディーヌ・ゴドー氏(Géraldine Godot)が多くの優秀な候補者の中から選ばれました。彼女の高い知識と技術力、情熱や哲学はこれまでの責任者に優るとも劣らないとジャックやアクサの総責任者も迷わず彼女に太鼓判を押した逸材です。ジェラルディーヌは2014年9月から着任し、ジャックは引き継ぎの為、2014年12月までラルロで彼女と共に働きました。その為、2014年産の醸造は二人による最初で最後の特別なワインとなります。ジェラルディーヌ自身もジャック就任時同様、これまで受け継がれてきたラルロ独特のやり方は変えないと言っていますが、2015年産以降にジェラルディーヌとラルロのそれぞれの個性が、どのような素晴らしい相乗効果を見せるのか世界中が注目しています。

マグナム瓶 ドメーヌ・ド・ラルロ ロマネ・サン・ヴィヴァン [2009]1500ml

商品コード:10008467
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マグナム瓶ドメーヌ・ド・ラルロロマネ・サン・ヴィヴァン[2009]1500ml

マグナム瓶ドメーヌ・ド・ラルロロマネ・サン・ヴィヴァン[2009]1500ml

約1300本生産。今までで一番いいブドウが取れたのではないかと彼は自信を持って語る。もちろん彼自身、ラルロの全ての収穫に関わったわけではないが、樹齢とヴィンテージの出来が見事にマッチしたのだという。Roman?e St. Vivantは買収した当初それほどいい状態の樹ではなかったが、少しずつ植え替えて今日に至る。植え替えたものが30年ほど経ったこともあり、とてもいい状態の葡萄がとれたようだ。(リリース前の現地レポート)

ワインアドヴォケイト:97ポイント

eRobertParker.com #200 (2012-04-30) レビュアー:Antonio Galloni 飲み頃:2024-2044
The 2009 Romanee St. Vivant has no beginning and no end. It just exists in the glass as a monument to the greatness of Burgundy. I could describe the aromas and flavors. There is plenty of dark fruit, mocha and exotic spices, but that would be a total disservice to the wine. The Romanee St. Vivant impresses for its weightless power and massive structure. It is not a seductive, floral Romanee St. Vivant. Readers can find that elsewhere. This is a wine that impresses for its depth, structure and sheer intensity. It is very Richebourg-like in many ways. I loved it. Anticipated maturity: 2024-2044. I was blown away by Domaine de l’Arlot’s 2009s when I tasted them from bottle. Most of the wines came in at the high end or above my projected scores from barrel. I found a purity and frankness in these wines that was compelling.

販売価格 (税込) 121,000円
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