南部のオーブ県ウルヴィルにあるドラピエ家は、約700年前にブルゴーニュのシトー派修道層によって伝えたと言われるピノ・ノワールを主体に栽培する。先述のようにドラピエが所有する畑の土壌は基本的に石灰石土壌でピノ・ノワールには最適な地質であり、1803年それにいち早く着目したドラピエ家先祖はより優れた畑を手に入れてきた。 現在作付面積およそ100ha(相続の過程で現在法的にドラピエ家所有畑は53ha)、そのどれもが日照条件、水はけ地層の深さなどにおいて最良の畑である。いつしかドラピエ家はシャンパーニュにおける「ピノ・ノワールの父」と呼ばれるほどになった。シャルドネが高い酸度とミネラル分をワインに与えるのに対して、熟した果実感と柔らか味を与えるピノ・ノワールは、ふくよかな酒質の味わい深いシャンパーニュとなる。その品質はロバート・パーカーJr.の「バイヤーズ・ガイド」で★★★★(Excellent)と評され、フランス国内、特にレストラン関係者からも絶大な人気を誇る。 

さらにドラピエを語る上でもう一つ特筆すべきはドサージュの少なさだ。いわゆる「門出のリキュール」と呼ばれるシャンパーニュの味わいに大きな影響を与える作業。各メゾンが最も気を使う工程の一つである。BurtやDemi-Secなどの甘辛度の表示法に基づく容量はその分類ごとにある程度の幅があるがドラピエはどの銘柄においてもドサージュの量は少ない。たとえばブリュットの分類では15g/lまで許されているがカルト・ドール・ブリュットのドサージュの量は10g/l。これはぶどうの品質に対する絶対の自信を伺わせるものだろう。しかも使われるのは25年間樽熟成された、まろやかなリキュール(使用は一部キュヴェを除く)。樽熟成することでコクが生まれ、黒ぶどうであるピノ・ノワールに良く馴染むのだという。確かに柔らかくまとまりのある立体的な味わいはこのドサージュによるところも大きいだろう。 決して派手さはないが確かな個性と安心感を印象付ける彼らのシャンパーニュは、まさにドラピエ家の歴史を映し出している。作りを始めてすでに200年以上の時が経った。代々築いてきた現在の地位は一つ一つの誠実な仕事の積み重ねと強い意志の賜物。それは現当主のミシェル・ドラピエから次の世代、そしてその次へと変ることなく脈々と受け継がれていくに違いない。  

マグナム瓶 ドラピエ・カルト・ドール・ブリュット [1996]1500ml

商品コード:10008765
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マグナム瓶ドラピエ・カルト・ドール・ブリュット[1996]1500ml

マグナム瓶ドラピエ・カルト・ドール・ブリュット[1996]1500ml

1996年ヴィンテージのマグナム瓶ときたら、
旨いに決まってる!!

1996年はパーカーヴィンテージチャートにて、
1990以降、最高の年とされています。

ピノ・ノワール85%、シャルドネ10%、ピノ・ムニエ5%

ドラピエ家はシャンパーニュにおける「ピノ・ノワールの父」と呼ばれるように、熟した果実感と柔らか味を与えるピノ・ノワール主体のこのシャンパンは、ふくよかな酒質の味わい深いシャンパーニュ。15年という長い熟成による旨味と1996年という偉大なる生命力からくるスケールの大きさは見事です。飲み頃はまだ数年先といったところでしょうか。

『ワイン・スペクテーター』で驚異の96点を獲得しております。

Issue: Dec 15, 2006
Shows both floral high notes and bass tones, in the form of barley flavors, along with licorice and grapefruit. Full, powerful and firmly structured, with a very fine texture and overall integration. Leaves a chalky sensation on the long finish. Drink now through 2025.

販売価格 (税込) 16,280円
当店ポイント163P進呈
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