DOMAINE GERARD SEGUIN / ドメーヌ・ジェラール・セガン

深い知性と自然への敬意の調和が生み出す
クラシカル・ジュヴレの代表的生産者

ジュヴレ・シャンベルタン村の北西に位置するラヴォー渓谷。その谷の開口部に、ラヴォー・サン・ジャック、クロ・サン・ジャックやカズティエといった、グランクリュに相応しいとされる極上のプルミエ・クリュが連なっています。ジェラール・セガンのシェを兼ねた住まいは、まさにそのラヴォー・サン・ジャックの麓に位置。栽培や醸造でよく情報交換をするという隣人はかのアルマン・ルソーです。そしてセガンのシェのすぐ裏手には大変小さなプルミエ・クリュ「クレピヨ」が広がります。

現在のドメーヌ ジェラール・セガンの礎は現在の当主ジェラールさんの曾祖父でブドウ栽培農家アレクシー・セガンさんが活躍していた1850年前後まで遡ることが出来ます。彼はフィロキセラ禍に対し、アメリカ産の台木への接ぎ木を実践し始めた第一人者として知られている人物。その後、ブドウ畑は彼の子息たちに分与され、その内の一人イポリートさんに栽培のノウハウが引き継がれることになります。1950年にはイポリートさんの子息であるピエールさんがルニャールにあるブドウ畑を買い増し、1960年にはシェの整備に着手。続くジャントさんによってクレピヨやラヴォー・サン・ジャックが買い足され、1970年初頭には合計で2.5haのブドウ畑を所有するに至ります。1973年、醸造設備を含めたシェが完成。そして1977年、イポリートさんの子息で、現在の当主、ジェラールさんが参画することになります。1991年には醸造設備を一新。ここにジェラール・セガンとして醸造からボトリングまでの一貫した生産体制が完成。1995年にマダム・シャンタルが、ボーヌの醸造大学を修めた子息のジェロームさんが2006年から加わりました。

ボーヌ醸造大学で教鞭をとるジェラールさん。栽培からボトリングにわたる全ての工程は、化学や生物学に関する深い知識に裏打ちされた大変細やかで綿密な計算を元に行われています。そして、その鋭い観察力と知識の豊かさが「第一にテロワールを敬うこと。自然のなすがままにゆだねること」という彼のワインづくりへの哲学を支え、そして結合することでワインに完璧な説得力と完成度をもたせることに成功しています。

彼が所有するブドウ畑では以前よりマサル・セレクションでブドウ樹を増やしていますが、霜や病害への耐性の強さと、病害の蔓延を防ぐことがその目的。それ以外にも、これはワインの仕込みに関連するのですが、マサルで育てたたブドウの方がSO2の添加量を低く抑えることが出来るといいます。彼が所有するルニャールで育った収穫時のブドウのPh値はマサルのピノ・ノワールが平均で3.30であるのに対し、一部植わっているクローン(3309)のピノ・ノワールは3.45。一般にPh値の低い方が病害にかかりにくいとされており、このPh値の違いはマサルの優位性を証明しています。またワインに醸したときのそれぞれのPh値は3.52(マサル)、3.6(クローン)になりますが、SO2はPh値が高い環境下では他の物質と結合してしまうた、添加量を多くする必要があるのに対して、Ph値が低い環境下ではSO2の添加量を少なくすることが出来る。つまり、ここでもマサルのアドバンテージが明らかになってくるのです。

プレス後、約7日間、最高6℃の環境下でプレ・マセラシオン。その後、自生酵母による自然な発酵を行います。この自然な発酵は20年以上もの間実践してきたそう。継ぎ目なく緻密に詰まりながらも、優しい果実味と冷涼な酸。樽からのニュアンスは控えめで、新樽を50%の割合で用いるプルミエ・クリュのワインでも果実のつややかさが失われていない。にもかかわらずタンニンは非常に繊細。舌やのどに染みこむような液体のありさまはまさに古典的ブルゴーニュ・ワインのスタイルと言えるでしょう。また特にラヴォー・サン・ジャックにはその名高いリューディと品質の高さからは想像のつかないほどお値打ちな価格を保っていることも、このジェラール・セガンの魅力のひとつです。

ジェラール・セガン ジュヴレ・シャンベルタン ラ・ジュスティス [2014]750ml

商品コード:5042080305513519
JANコード:4940015437131
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販売価格 (税込) 6,804円
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